クラッチポンプOリング交換

 2006-03-22
先の九州選手権のスタートの時、クラッチがスカスカになってしまい、急遽フルートを補充しましたが、フルードは1ヶ月前に満タンにしていたし、マスターシリンダーやジョイントからの漏れも見当たらないので、今回クラッチポンプのOリング(オーリング)を交換しました。
ゆっくり作業、1時間コースです。

1.マスターシリンダータンクのフタを外し、フルードを確認。
  ・満タンにしてフタをします。

2.クラッチポンプはこれです。
  ・チェーンを外します。
  ・後でクラッチポンプを外す為に、クラッチホースをポンプに締め付けているボルト
   (バンジョーボルト)をほんの少しゆるめておきます。
  ・クラッチポンプをエンジンから外します。
ポンプ外観


3.クラッチレバーを何回も握りクラッチポンプのピストンを抜きます。
  ・この時、フルードの全部が一挙に出てきますので、エンジンの回りにウェスを
   掛けておきます。
ピストン

4.マスターシリンダータンクのフタを外し、フルードを完全に抜きます。

5.バンジョーボルトを外します。
  ・バンジョーボルトが緩まない場合は、一旦ポンプをエンジンにしっかり取り付け
   バンジョーボルトを緩めます。

6.外したクラッチポンプ内部です。
  ・クラッチポンプ内部のカスを細目コンパウンド等でキレイに落とします。
   間違ってもドライバーでコスることは厳禁です。
外した直後


7.クラッチポンプ内部がキレイになりました。
クリーニング後


8.ピストンとOリング
  ・ピストンには2本のミゾがあります。
  ・Oリングは太いのと細いのと2種類あります。
  ・古いOリングはピストンのミゾにユルユルでヘタっています。
  ・新しいOリングはキッチリ、ピチピチです。
    何事も、ユルユルよりピチピチがよろしい・・・・(何のこと??)
  ・Oリングのヘタリがフルードの漏れの原因だったのでしょう。
  ・新しいOリングに、ごく薄くシリコングリスを塗りピストンをクラッチポンプに
   組み込みます。
Oring

組み込み


9.クラッチポンプをエンジンに取り付けます。

10.マスターシリンダータンクにフルードを注ぎ満タンにします。(フタは外したまま)

11.エア抜きをします。
エア抜き

  ・バンジョーボルト上のエアブリードにメガネレンチをカマせ、エアブリードにビニール
   チューブをつなげた注射器(50cc以上の大きいのが良い)をつなぎます。
   この時、注射器は一杯押した状態にしておきます。
  ・エアブリードを緩め注射器を引いてエアを引き抜きます。
  ・急激に引きすぎると、チューブの差し込みから空気を吸いますのでゆっくり引きます。
  ・チューブのアワとマスターシリンダータンクのフルードの残量を見ながらエアを
   引きます。
  ・注射器が一杯になったら、一旦、エアブリードを締め注射器を外し、フルードを
   捨て再度、注射器でエアを引きます。
  ・チューブにアワが出なくなれば、ほぼエア抜きは出来ているはずです。
  ・時々、エアブリードを締め込み、クラッチレバーをゆっくり数回握ります。
  ・クラッチレバーに手応えがなかったらエアブリードを緩め、注射器でエアを引きます。
  ・クラッチレバーに手応えが出てきたらタンクの穴から上がるアワが無くなるまで
   クラッチレバーを何回も握ります。
マスター


  以上でエア抜きは完了ですが、この方法ですとクラッチフルードの使用量の目安は
  タンク2個分位を使用します。
  最後に全ての部品を取り付け、クラッチポンプやマスターシリンダー、 使用した
  工具に付いたフルードを水で洗い落とします。

以上で作業完了です。 
前後のブレーキのフルード交換は若干やり方が違いますので、折を見て書き込みます。
コメント
そっかぁ… 注射器を使うと便利ですね。ベアリングを抜くのにアンカーボルトを使ったり… 草刈りマンさんのアイデアにはいつも脱帽!です。
【2006/03/22 20:40】 | だんな☆ #- | [edit]
なるほど!吸う使い方がありますね。私はリヤーブレーキのエア抜きにフルードを入れて無理やり押し込む方法に使ってました。
いや~物は使いようだね。勉強になりました。
【2006/03/22 21:57】 | やおめ #- | [edit]
だんな☆さん、やおめさん
失敗の積み重ねで、自分なりの整備方法ですが
わたしの整備のやりかたって、何か変でしょうかね? (^ ^);
【2006/03/23 11:49】 | 草刈りマン #- | [edit]












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